ダブルベッドやキングベッドのような大きな家具を購入する際、多くのお客様が最後に不安を感じるのが「自分たちで組み立てられるだろうか」「部屋までちゃんと運べるだろうか」という搬入・施工面の問題です。特にネット通販等でベッドを購入する場合、届いたダンボールの大きさと重さに圧倒されてしまうことが少なくありません。販売歴18年の経験から、ダブルベッドとキングベッドの搬入・組み立て難易度の違いと、安全・スムーズに設置するためのプロのアドバイスをお伝えします。
ダブルベッドの配送個数と組み立て難易度
ダブルベッド(幅約140cm)の場合、梱包は通常2個口から4個口程度に分かれて届きます。ヘッドボード、サイドフレーム、フットボード、床板(すのこなど)といったパーツに分かれており、総重量はフレームだけでも30kg〜50kgほどになります。大人2人がいれば、付属の六角レンチやドライバーを使って1時間〜2時間程度で組み立て可能なものがほとんどです。ただし、一番大きな部材であるヘッドボードやマットレス(圧縮ロール梱包でない場合)は140cm幅の大きな板状・固形物となるため、玄関ドアや内階段の曲がり角を通る際に壁を傷つけないよう注意が必要です。DIYが得意な方であれば、ダブルベッドの組み立ては十分にセルフで行える範囲と言えます。
キングベッドの搬入・組み立てにおける注意点と構造の秘密
キングベッド(幅約180cm)になると、パーツの長さや重さが増すため、セルフ組み立てのハードルは上がります。しかしご安心ください。前述したように、現在のキングベッドの多くは「シングルサイズ2台を現場で固定・連結する構造」になっています。そのため、届く部材の1つ1つのサイズ感はシングルベッドと同じであり、極端に巨大な板が届くわけではありません。搬入経路に関しては、シングル2台分が通るルートさえあれば問題ないため、廊下の曲がり角やエレベーターでもスムーズに運ぶことができます。組み立て手順としては、2台のフレームをそれぞれ組み立てた後、中央の連結金具や固定ベルトでしっかりと接合する工程が加わります。
「組み立て設置サービス」を利用するメリット
それでも「重い家具を持ち上げる自信がない」「正しく組み立てられないとギシギシ音が鳴りそうで怖い」「大量に出るダンボールや梱包資材のゴミ処理が大変」という方には、ぜひ「組み立て設置オプション(組立設置サービス)」の利用をおすすめします。プロの配送スタッフがお部屋まで部材を運び入れ、その場で組み立てと設置を行い、不要な梱包ゴミをすべて持ち帰ってくれるサービスです。ダブルやキングといった大型・重量級ベッドを購入する際は、無理をして怪我をしたり壁を傷つけたりするリスクを避け、プロに任せるのが最も安全で確実な選択となります。
「今まで子供部屋には布団を敷いて寝かせていたけれど、毎日の上げ下ろしが大変になってきた」「万年床になって部屋がカビそうだからベッドに変えたい」という親御様からのご相談も、18年の販売経験の中で非常に多くお受けしてきました。
フローリングに直接布団を敷いて寝るスタイルは、部屋を広く使えるメリットがある反面、ハウスダストの影響を受けやすく、カビのリスクが高いという大きな弱点があります。お子様の快適な睡眠環境のためにはベッドへの移行が理想的ですが、そこで問題になるのが部屋の狭さです。この悩みを鮮やかに解決するのが「大人用ショート丈ベッド」です。
床から30cm上がることの重要性とハウスダスト対策
部屋の空気中に漂うホコリやハウスダストは、人が動かなくなると時間をかけてゆっくりと床面へ落ちていきます。床から高さ30cmまでの空間は、最もハウスダストの濃度が高い「ホコリゾーン」と言われています。
フローリングに直に敷いた布団で寝ているお子様は、一晩中このホコリゾーンで息をしていることになります。これが原因でアレルギー性鼻炎や咳き込みを起こすお子様も少なくありません。
ベッドを導入して就寝位置を床から30cm〜40cm以上に高くしてあげるだけで、吸い込むホコリの量を大幅に減らすことができます。お子様の健康的な呼吸環境を作る上で、ベッド化は非常に効果的なのです。
「布団が置けた場所にすっぽり収まる」ショート丈のサイズ感
ベッドの導入を躊躇する最大の理由は「畳んだ布団に比べてベッドは部屋を占領してしまうから」でしょう。一般的なベッド(長さ約200cm以上)を置くと、確かに存在感があり部屋が狭くなってしまいます。
ですが、ショート丈ベッドの長さは約180cmです。これは一般的な敷布団(長さ約200cm)よりも実は短いのです!つまり、「これまで敷布団を敷いていたスペース」があれば、余裕で設置できるのがショート丈ベッドの凄さです。
毎朝の面倒な布団の上げ下ろし作業から解放され、敷きっぱなしによるフローリングのカビ発生も防げる。しかも部屋のスペースは圧迫しない。親にとっても子供にとっても良いこと尽くしです。
布団がそのまま使えるショート丈ベッドという選択も
「マットレスの寝心地に慣れるか不安」「手持ちの子供用敷布団を活用したい」という場合には、『布団が使えるタイプのショート丈ベッド(強化すのこベッドなど)』を選ぶという裏技もあります。
大人用に設計された頑丈なフレーム構造であれば、布団を敷いて使ってもギシギシ鳴ったり底抜けしたりする心配がありません。お子様の成長や好みに合わせて、後から本格的なショート丈マットレス買い替えることも可能です。
布団からの切り替えを検討中の方は、お部屋の広さを犠牲にしない「大人用ショート丈ベッド」をぜひ導入してみてください。